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リビルトエンジン及びエンジンオーバーホールについて
ご賢覧有難うございます 本ページでは 問い合わせのあった多数の質問の中から特に多かった問い合わせ内容についてご説明いたします 参考にしてください
質問:組み上げたエンジンの圧縮は? 回答:組み上げ時のエンジンは各シール類にあたりが出ていない為 圧縮比は余り上がりません(7.0〜8.0k/gf) 圧縮比=気密性となりますので あたり(すり合わせ)が出ていないとコンマ数ミリの隙間が出来てしまいます この隙間が慣らし運転によりすり合わさることによってクリアランスが少なくなり 気密性があがって圧縮比があがってきます 当社では最低3000kmの慣らし運転を定め お客様にお勧めしております
質問:圧縮比はどのくらいですか? 回答:圧縮比のデータは各エンジンにより異なりますので 必ずカタログ数値(9.0k/gf)が出るとは限りません 参考としまして 当社の過去データでは 慣らし終了後に計測した結果、最高数値で9.3k/gf最低で8.3k/gf 平均で8.8k/gfとデータが出ています
質問:ローターの新品と再利用で何が違うのですか? 回答:新品ローターの場合 純正でラウンド加工が施されています 前期、中期、1部後期では3箇所だったアペックスシール溝の焼き入れ加工(溝が開きにくくなる加工)が 現在のローターでは6箇所になっています ローターのシール溝にはクリアランスがあります 使用しているとローターのクリアランスが開いてきてしまいます クリアランスが開いてしまうとアペックスシールなど各シール類にブレ(ガタ)が生じてしまい最悪エンジンブローとなります アペックスシールの場合 メーカー基準値で限度値0.15となっています 中古ローターの場合、当社ではこの基準値が0.10以内のものを再利用いたします 新品ローターを使用した場合この基準値を最高基準の0.05近づけることが出来ます では 自分に合ったエンジンにするにはどちらを選択すればよいのか考えてしまいますので 例を挙げてみたいと思います サーキット走行やビックタービンに交換している車両の方は新品ローターがお勧めです 町乗りがメインで たまにサーキットなどに行く方や ブーストアップ車両の方は 価格面を考慮して再利用ローターがお勧めです
質問:現在エンジンは好調なのですが 走行距離が100.000kmでオーバーホールを考えています オーバーホールするとどう変わりますか? 回答:エンジンが100.000km走っていると 現在は調子が良くても各シールやシールスプリングがへたっています 圧縮が下がってしまう原因として 各シール類が磨り減って圧縮が下がってしまうのは代表的な例です 他にも各スプリングの反発力の低下があります 反発力が低下すると圧縮が下がってしまします ローターハウジンにはアペックスシールによる磨耗の他に ノッキングによる段差も出来ていることが多いです 圧縮の低下はエンジンブローに繋がりますので 圧縮の計測結果次第で検討したほうがいいと思います
質問:他社のリビルトエンジンに比べて 値段が安いのはなぜですか? 同じエンジンであればなぜ値段が違うのですか? 回答:当社では13Bのエンジンだけで月平均5〜8機ほど組みます 多い時には10機以上組むこともあります 沢山の注文を頂いているおかげで 1機辺りの単価を上げなくても現在の単価まで価格を抑える事が出来ました 経費に当たる広告媒体をインターネット上のみに絞り 経費の掛かる他の広告は出していません(これが一番の理由) 高価な買い物ですので”エンジンが安いから、知名度が無いから”などで敬遠される部分もありますが 利用していただくお客様の為にも 限界まで価格は抑えていきます 不安のあるお客様に対して 今以上に映像の掲載や いずれは動画の掲載をしたいと思います
質問:エンジンを組んでいる所を見たいのですが見学は可能ですか? 回答:もちろんOKです 希望があればエンジンを組む際にご連絡いたしますので見に来てください これからオーバーホールを予定している方や興味のある方の見学もOKです 時間が取れるようでしたら是非見学してみてください
質問:リビルトエンジンAとエンジン乗せ替えを頼んだ場合 総額でいくらぐらいになりますか? 回答:各プランにより異なりますが410.000〜520.000円程です エンジン、工賃、ガスケット類、プラグ、油脂類 乗せ替えに必要な物はすべて含まれています クラッチディスク、タービン、ウォーターポンプなど交換の場合 別途部品代がかかります 工賃は無料です(1部除く)
質問:オーバーホール後のメンテナンスでアドバイスはありますか? 回答:別ページにて参考資料を記載してありますので そちらでご確認ください |